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手持ちのインテリアが使えるかどうか考える

手持ちのインテリアが使えるかどうか考える

「新しいインテリアが欲しいけれど、そこまでの予算が…」、「このチェストはお気に入りなので新居でも使いたい」こんな方たちもいるでしょう。予算の関係や長年使ってきた愛着のあるインテリアもそのまま使いたい。ソファもラグも、できればダイニングテーブルも。こんなときは、自分たちの好きなインテリアに合わせて新居を購入!という逆転の方法もあります。とりあえず、絞り込んだモデルハウスなどの間取図を用意して、新居でも使いたいインテリアのサイズを測ることからスタートしましょう。

新居でも使いたいインテリアなどはまず採寸

大き目のソファは大丈夫?サイズは?

仮にソファの長イスの長さが1.6m、高さが80cm、そしてコーナーイスまであると、リビングのスペースにはゆとりが必要です。12~16畳程度の広さ、そして窓の位置との関係、テレビボードを置く位置との関係も出てきます。さらに搬入するときも玄関ホールからリビングへの入り口を通していけるのかも、ちょっと考えてしまいます。玄関ホールからが無理な場合はベランダからの搬入も考えられますが、冬で雪が積もっていては、無理なケースもありますよね。大型のインテリアはこのように、新居への搬入も考えないといけませんので、もし大きすぎる場合は再考しましょう。


ちょっと大き目だけど、使っているソファでいいかどうか考えましょう

ちょっと大き目だけど、使っているソファでいいかどうか考えましょう

テレビやチェストなどは窓の高さも気になります

その他、リビングに置くものとしては収納にもなるチェストやテレビがあります。テレビの場合はテレビ用のボードも必要になりますが、そこに大型テレビを置いたとして、窓の邪魔にはなりませんか?チェストなど他のインテリアも同じですが、リビングは窓の多い場所なので、意外とインテリアを置くスペースに困ります。リビングに置きたいモノこそ、最初に採寸し、間取図を見ながら無理なくセットできるか検討してください。

ダイニングの広さとテーブルの関係

ダイニングテーブルも子どもが小さいときから使っていたものや、お気に入りのモノなら手放したくないものです。問題はダイニングスペースにそのテーブルがピッタリとはまるかどうかです。例えばキッチンの横に置こうとしたら窓まで隠してしまうことに。そしてキッチンの前に置こうとしたら、リビングが狭くなってしまう。こんなケースも出てくるでしょう。仮に置けても今度はチェアを置こうとすると、しっくりこないことも。こんなことが起きないように、やはり最初にしっかりとサイズを採寸し、間取図で確認しておくことが重要です。


お気に入りのダイニングテーブルも使いたいですよね

お気に入りのダイニングテーブルも使いたいですよね

キッチンの食器棚やカップボードはどうする

使いやすくて気に入っていた食器棚やカップボードなども、使えないケースがあります。それは造作収納がすでにある住まいの場合です。ダストボックスの場所まで決めて造作されていれば、キッチンもすっきり片付き使いやすいと思いますが、その変わりお気に入りの食器棚などは使えません。こういうときは、思い切って廃棄してしまいましょう。キッチンの造作収納スペースは扉付きもあって機能的に提案されていますので、おそらくこの方が便利な毎日になるでしょう。造作収納が無い場合は、食器棚の高さや縦、幅のサイズがキッチン内に収まるかがポイントになります。

照明器具もそのまま使いたいとき

照明器具もリビングやキッチン、ダイニングなどでそのまま使いたい時は、天井までの高さを考えておきましょう。例えばペンダントライトを使うとき、以前の住まいがアパートの場合は新築戸建ての方が天井は高いでしょう。このとき、照明を下げてみて違和感が無ければOKです。どうしてもイメージが違うときは新たに購入するなど、違う計画を練ることになります。


家電の置く場所は確保できていますか

冷蔵庫の扉。開く方向、大きさは大丈夫?

冷蔵庫もキッチンには欠かせないモノですが、コンロが左側にあって冷蔵庫が右端、しかも左開きでは、かなり使い勝手が悪くなります。お料理をしながら端まで動きたくないですよね。こういうときは、コンロのそばに冷蔵庫が置けるようなキッチンが理想的です。コンロが左側なら、すぐその横にパネルを貼って冷蔵庫を置いたり、または背面に置いたり。コンロと冷蔵庫の位置、または冷蔵庫の扉の開く方向を考えておきましょう。冷蔵庫の扉は左右どちらからでも開くタイプのものもありますので、次回購入するときは考えておきましょう。


この冷蔵庫もそろそろ変え時?

この冷蔵庫もそろそろ変え時?

炊飯器やオーブントースターは置ける?

家が狭いときは炊飯器などの家電をダイニングテーブルに置いていて、新居計画の際でも手持ちの食器棚などを使うときは、この家電も以前の住まいのようにダイニングテーブルに置くことになります。でもせっかくの新居ですから、何とか食器棚周辺に収まるように収納ボックスなどを購入して置いてみましょう。高価なモノじゃなくても十分です。キッチンの片隅に置いて、ハンドメイドのカーテンを掛けてDIY。これだけでもあまりお金をかけずにすっきりとしたキッチンになります。

洗濯機、ちゃんと置けるでしょうか

モデルハウスの場合、ユーティリティなどに必ず洗濯機置き場があります。この洗濯機置き場ですが、大型の全自動洗濯機などを使用している場合、きっちり収まるのかもチェックしておきましょう。洗濯機のタイプと排水口の位置、そして窓があるなら窓の位置。大型の洗濯機は存在感がありますので、ここもサイズの採寸が重要です。また、洗濯物を洗濯機近くに干す場合、スペース的にゆとりはあるのかも考えましょう。このゆとりが無いのに物干し竿を付けて洗濯物を干すと、洗面化粧台まで影響があるかもしれません。またリネン庫の邪魔にもなる可能性があります。このようにユーティリティには大型の洗濯機や洗面化粧台を置き、他にも洗濯物を干す、収納するなど使用することが多い場所です。できれば広く、ゆとりのあるユーティリティのある家にしましょう。

個室も手持ちのベッドやデスクをそのまま使う場合

寝室をベッドが占領していませんか

間取りにもよりますが、寝室などに大きなダブルベッドを置く場合は搬入がまず大変かもしれません。でも引っ越しのプロの方たちなら上手にやってくれるでしょう。そしていざベッドをセットしてみて、どうでしょう。クロゼットの扉は開きますか?窓を半分隠すようになっていませんか?何より狭くありませんか?寝室が6畳程度の場合は大きなダブルベッドは空間を占領するかもしれません。せめて8畳以上の寝室で、十分な収納スペースとパウダーコーナーができれば良いでしょう。寝室にはウォークインクロゼットのある住まいが多いのでここの広さによっては小さな引き出しやタンスなども置け、衣類の他にもさまざまな雑貨も収納できます。できれば、このウォークインクロゼットのある住まいをおススメします。


ダブルベッド、新居で使えるかどうかサイズを測りましょう

ダブルベッド、新居で使えるかどうかサイズを測りましょう

初めての子ども部屋の場合

子どもが小さいときは独立した子ども部屋を持つことは少ないと思いますが、小学校入学と同時に新居購入を考え、購入。そこで子ども部屋を用意するファミリーが多いと思います。ここでは以前から大事にしていたおもちゃや絵本などの収納の工夫と、衣類などはクロゼットにハンガーで掛ける練習をしましょう。そして学習机も引き出しの使い方などを自分たちでできるようにしましょう。

家具配置アプリなどを使ってシミュレーションもできます

ここまでは手持ちの家具のサイズを測って、間取図と検討することを紹介してきましたが、今では家具の配置や間取りをアプリで検討することもできます。使いこなせれば、家具の占有率なども確認することができます。これも便利な方法なので、もし機会があれば活用してみましょう。


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