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ユーティリティやトイレの便利なプラン

ユーティリティやトイレの便利なプラン

マイホームを建てるときに考えたい、ユーティリティやトイレのステキなプラン。まず、ユーティリティの意味をご存知ですか?実はこれは建築用語で、給排水や電気などの設備を称して言います。でも、一般的な住まいでは洗濯機スペースなどの水回りの一部として使われていますね。洗濯機、洗濯物干し、脱衣室などなど、家族の衣類などを洗い、片付ける場、そして洗面化粧台などをセットして、身支度ができる場です。1日の始まりと終わりをここで過ごすことが多くなるでしょう。そしてトイレも、手洗いや収納、大胆な柄のクロスなど、住まいの中では一番「遊べる」スペースでもあります。モデルハウスでチェックしながら、今回はこのユーティリティとトイレについて考えていきましょう。

ユーティリティを主役にして考えてみる

毎日の使用頻度が高いので、家事動線に気を配る

住まいの中では、ユーティリティは割と狭く後回しのスペースになりがちですが、キッチン同様、使用頻度が高く煩雑になりがちなスペースです。

・キッチンから行きやすい家事動線を考える
・洗濯機だけ置く場所としての考えはNG
・洗濯物干しのために物干し竿も付けたい
・洗濯前の衣類の入れる場所
・洗濯後の衣類を整理する収納スペース
・洗面化粧台は家族の人数に合わせたい


この5点がまず、ひとつのポイントになります。特に、大事なのは便利な家事動線と収納スペース。食事の支度をしながら洗濯をする、こんなことはよくあります。そこでキッチンから行き来がしやすい動線を実現しているかどうか。そして洗濯後の衣類はもちろんタオルなどのリネン類も大きな収納スペースに整理できれば、すっきりしたユーティリティとなります。

ランドリーコーナーもこの際ほしい

洗濯したものをアイロンがけするときは、このユーティリティの一部の空間を生かして、アイロン台が置けるようにしたいですね。横一面にカウンターなどがあるとさらに便利で、アイロンをかけながら衣類をたたみ、ここで整理できます。こんなカウンターがあれば家事もより便利になりますので、ユーティリティの作り方には特に注目しておきましょう。


ユーティリティでは洗濯物をたくさん干したいですね

ユーティリティでは洗濯物をたくさん干したいですね

家事室・家事コーナーなどもあると嬉しい

ママ専用のカウンターを作って、ここではパソコンで情報をチェックしたり、趣味を楽しんだり、ママのための家事コーナーもあると、家事をしている最中でも気分転換ができるでしょう。たまに子どもたちも参加しても良いように、こんなママコーナーがあればいいですね。

もうひとつ余裕があるなら脱衣室もほしい

このユーティリティの他に浴室に行くときに準備をする脱衣室が別にあると、これも非常に役立ちます。脱いだ衣類はカゴなどに入れて、入浴後はゆったりと着替え。この流れをユーティリティで行うと何か雑な印象になりますので、できれば脱衣室もあるといいですね。また、このユーティリティ関係の収納スペース、「リネン庫」もたっぷりとプランしているとかなり使い勝手が変わります。ここも非常に大事なので必ずチェックしましょう。


リネン庫の収納力もここでは大きなポイントです

リネン庫の収納力もここでは大きなポイントです

洗面化粧台は家族の人数に合わせて、サイズやボウルの数を決める

最後に洗面化粧台ですが、造作物から既製品までデザインは多彩にあります。ここではまず家族の人数を考えてみましょう。4人家族、5人家族で朝も忙しければワイドな鏡の洗面化粧台を選び、洗面ボウルは2つあると良いでしょう。夫婦2人、または3人家族のときは洗面ボウルはひとつでも良いかもしれません。鏡の裏側、また下部が収納スペースになっているものは、鏡裏にはメイク用品や歯磨きセット、コップなどもすっきりと収納できます。一方洗面化粧台の下部分には洗面器などをしまっておくと良いでしょう。また洗面ボウルとその横の作業台が一体となっているものは、お掃除もカンタンなので、そこも考えてください。


家族が多いときはツインボウルの洗面化粧台をおススメします

家族が多いときはツインボウルの洗面化粧台をおススメします


トイレは思い切って遊んでみよう

DIYも楽しいトイレの魅力

他の水回りスペースといえば、トイレがあります。トイレはかわいい壁クロスでプランしているお宅を多く見かけますが、もうひとつ遊んでみましょう。

・壁クロスで大胆に遊ぶ
・コーナーには棚を付けて、雑貨を飾る
・トイレットペーパーホルダーに凝ってみる
・手洗いカウンターにかわいい小物もセット
・トイレ上部には両開きの収納スペース


以上がポイントになります。

トイレは気軽にDIYができる貴重なスペース

DIYが好きな方は、まずトイレから実行してみましょう。例えば壁は自分で塗り壁にしたり、棚も好きなところに設置します。かべは凸凹でも構いません、むしろこの方が味も出てきます。そして棚にはお気に入りの小物たちを並べたり、グリーンを置いたり、ゆっくりと好きなものに囲まれて休憩できるスペースとして考えましょう。

窓にはお手製のカーテンがあっても楽しい

トイレに窓があるときは、かわいい花柄などのカーテンをしてみましょう。そして壁クロスをブルーなどにすると、気分は南欧です。床には小さな鉢植えなどを置いても気分は上がります。

床はヘリンボーン柄のクッションフロアでおしゃれに

トイレの床は小さな子供がいる家庭では、クッションフロアが適しています。このクッションフロアの柄もいろいろありますので、ヘリンボーンなどにすると一層ステキなイメージとなります。他にもダイヤ柄など多彩にありますので、好みに合わせて床の柄も考えておきましょう。

シールやポスターを使ったクールなイメージのトイレ

床を黒にして、トイレットペーパーホルダーなど小物も黒の場合は、トイレのタンクにもおしゃれなシールを貼り、壁には好きな映画のステキなポスターなどを貼ってみましょう。それこそ大人テイストの個性あふれる空間となります。

トイレはフェイクグリーンで飾ってみましょう

フェイクグリーンとは、まさにその名の通り、偽物のグリーンですが、空間に置けばステキなアクセントにもなります。トイレもタンク回りや壁などに飾ると、植物に囲まれたような心地よい空間となるでしょう。レバーにもグリーンを吊るせば、トイレのイメージも大きく変わります。


トイレもフェイクグリーンや雑貨で飾ると楽しい空間になります

トイレもフェイクグリーンや雑貨で飾ると楽しい空間になります

カフェ風やインダストリアル風もおススメ

そして使う雑貨や小物によっては、おしゃれなカフェ風の空間づくりもできます。またヴィンテージなものが好きな方はインダストリアル風でもかなりおしゃれな場所になるでしょう。とにかく好み次第で何とでもなるのがトイレと言えます。

1、2階にトイレがある場合

1階、2階にトイレが2カ所あるときは、それぞれの基本のテイストは統一しながら、壁クロスの色や柄などを変えてみましょう。例えば1階の壁がブルーなら、2階はピンクなど柔らかなイメージは統一して、それぞれ好きなDIYを楽しみます。子どもが小さな場合は、トイレの壁クロスをお気に入りの漫画やアニメの柄などにすると、トイレにも好んで行くようになるでしょう。

寒い地域の場合は床にジョイントパネルと貼ってもOK

北海道のように寒いエリアの場合は、トイレが寒いと行きにくくなります。そこで、床にジョイントパネルを貼ると、少し暖かくなり過ごしやすくなります。これもひとつのアイデアとして頭に入れておいてください。

上部には両開きの棚を付けて、トイレットペーパーなどを保管

トイレの収納スペースにはトイレットペーパーや、芳香剤などの買い置きなどを保存しておきましょう。このスペースがあることで、トイレという空間も機能的になります。

このようにトイレだからといって、何もしないのはもったいないと思いませんか。むしろ、トイレだからこそ、好きなことができる場所だと考えて個性あふれるスペースに彩ってみましょう。


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