• Facebook
収納スペースは十分あるかチェックしましょう

収納スペースは十分あるかチェックしましょう

住まいを考えるとき、 収納スペー スの場所や大きさなども機能性を左右する大きなポイントになります。普段、暮らしていると、特に子どもがいる家庭などは空間が煩雑になりがちで、後片付けも大変になるでしょう。そんなとき、子どもが上手に整理できるようなスペースがあると便利ですよね。そしてキッチンもたっぷりと収納スペースがあれば、食器や食材などもうまく収められて、キレイなキッチンになり暮らしやすくなります。ここではモデルハウスなどを見学したときに、収納スペースだけに注目して、1階と2階じっくりとチェックしてみましょう。

玄関にはシューズクロークがほしい

シューズクロークとは、玄関の土間から続けて設けた、独立した収納スペースのことです。棚付きにして季節別に履く靴や傘、アウターなどを置けば、出かけるときは素早く用意できます。 またこのシューズクロークと玄関の 2カ所から出入りができれば、水回りス ペースとの回遊式の動線も実現できます。 子どもが学校から帰ってきてもシューズクローク側からまっすぐ洗面台へ。こんな動線なら、暮らしも便利ですよね。ぜひ考えておきたいプランで、この場合土間を長く伸ばして仕切りを無くした広い玄関にしても機能的です。

厳寒地では玄関とシューズクロークを床暖房にする

北海道でも特に寒いエリアではこの玄関土間とシューズクロークの土間を床暖房にしておくと、靴をそのまま置いておいてもいつでも足元はポカポカ。暖かい靴で快適に出かけることができます。雪の多いエリアでも同様で、長靴などについた雪も玄関で暖めれば乾いていきます。また、ここに除雪用のジョンバーなどを置いても良いでしょう。外は寒いし、雪も 多いけれど、一歩家の中に入れば靴さえ暖かい。北海道ならではのほっこりとする住まいのシーンといえます。


床暖房があれば嬉しい広い玄関土間

床暖房があれば嬉しい広い玄関土間

できればリビングにほしい収納スペース「納戸」

リビングも毎日暮らしていけば煩雑になりやすいので、掃除機やお掃除ルンバ、新聞紙の束や雑誌、他大型の日用品などを収納できる納戸がほしいですね。これがあれば、例えば子どもが小さかった時のおもちゃなどもケースに入れてしまっておけます。ペットがいる場合は、餌の袋やペット用品などもここに収納できるでしょう。この納戸があるだけで、室内物置のようにも活用でき、非常に便利です。でもここで注意したいのは棚付きかどうか確認すること。可動棚であれば、尚便利に活用でき、細かなモノは棚の上、大型のモノなどは棚の下に収まっていればベストです。


納戸があれば片付け上手になれますね

納戸があれば片付け上手になれますね

和室があれば吊り押入で空間にゆとりをプラス

和室やタタミスペースを作ったけれど、ちょっと狭い場合は、吊り押入にしましょう。吊り押入とは天井付きの押入で、下部は空いたものです。空いているところは地窓などにすると、明るさも確保できます。人目が気になる場合は曇りガラスを利用すると良いでしょう。押入は奥行をたっぷりと取り、布団が収納できればいいカンジ。両親が遊びに来て泊る時など、 客間として利用するときは布団もほしいですよね。ですが、 考えてみると一般的なクロゼットでは布団は収納できません。ここで和室の押入に活躍してもらいましょう。

階段下に収納スペースを作ることも可能です

階段下の部分が璧であれば、ここも収納スペースにできます。小さな納戸のようなモノだと 考えてください。ここもあれば重宝です。とにかく見えないところに隠したいモノって結構あります。お客様が突然来たときなども、さっと何でもしまえるところがあれば便利ですよね。収納スペースはありすぎて困ることはありません。ホー ルなども利用して折り戸や扉の収納スペースを作っておくと暮らしていくうちにそこも貴重なスペースになります。


キッチンこそいろいろ収納したい。 パントリーがあればすごく嬉しい

キッチンも毎日お料理や後片づけが大変な場所なので、機能性はとても大切です。食器棚には食器類、そして家電も炊飯器やオーブン、トースターなどがあれば場所を取ります。キッチンシンク下にも収納スペースはありますが、おそらくここは鍋やフライパン、ボウルなどでいっぱいになるでしょう。ここで欲しいのが「パントリー」です。天井から下まで使えるような収納スペースで、棚で仕切られています。扉は両開き、もしくは片開きでも良いでしょう。ここには保存食や野菜、 お米などをしまっておくことができます。他もろもろの調味料の買い置き、キッチンペー パーやラップの買い置きなどもここへ押し込んでしまいましょう。 乾物類などもカゴにまとめてここに入れておけばOKです。とにかくキッチン回りに関するモノたちはここに収納できれば便利です。パントリーのある、無しでは暮らしも随分変わると思いますので、しつかりとチェックしておきましょう。

プライペートな個室にはクロゼット

将来的には子ども部屋になるような、 そして趣味でも使うような洋室には壁一面にクロゼ ットがあると便利です。今ではどのモデルハウスにもプランされていますが、ここではその幅や高さ、また棚があるかどうかも確認してください。棚は可動式だと、生活の変化に合わせて利用の仕方も変えることができます。季節ごとに衣類のかけ方を考えて、四季を通じて、 使いやすいクロゼットにしましょう。棚の上にはバッグや帽子、雑貨などを置けば室内をス ッキリと賂理することができます。また、空いたスペースを利用して大型のボストンバッグ などを置いても良いですね。


ランドセルも仲良く収納

ランドセルも仲良く収納

寝室にはワイドなウォークインクロゼットがあると、もっと快適

ウォークインクロゼットとは、その名の通り「歩き回れるクロゼット」のことです。その形状は箱型で、 衣類を掛けるパイプは壁3カ所、 または 1カ所として、 空いたスペースは可動棚を付けておくと、衣類以外にもいろいろと収納できます。引き出しやタンスも中に入れておけば、インナーやアクセサリー類なども上手に整理できるでしょう。またこのウォークインクロゼットは広い分、暗くなりがちなので照明も付けておくと便利です。そしてできれば等身大の鏡を壁に設置し、毎日のコーディネートを確認できるといい気分。電気のコンセントを付けておけば、ここでもドライヤーなどを使えます。また掃除も必要になりますので、やはり電気のコンセントは大きなポイントです。

通り抜けできるウォークスルータイプだと動線もさらに便利

このウォークインクロゼットですが、1階の玄関ホール横や2階のフリースペースなどにも プランできます。このとき、中は行き来ができるように入口は2カ所にしましょう。これをウォークスルーといいます。そうすることで動線がさらに便利になり、暮らしやすい住まいとなります。


小物や雑貨も収納できるウォークインクロゼット

小物や雑貨も収納できるウォークインクロゼット

ロフトも収納スペースになります

例えば2階の洋室にロフトがあれば、 ここも自由に使える場所になります。 もちろん収納スペースにもなるでしょう。子どもが大きくなったときに使わなくなったモノや思い出のモノなど、 他の収納スペースでは整理できなかったモノたちをここで整理することができます。 ただし、ロフトは建築基準法で高さ1.4mまでと制限されているため、 大人がそこに 立つことは難しいプランです。 和室がないときはここに布団を置いてもいいかもしれませんね。

このように収納スペースも場所やプランの仕方で、より機能的な住まいを実現してくれます。モデルハウスなどを見学するときは、 収納スペースも中心にみて歩きましょう。


注文住宅検討者必見の「モデルハウスナビ」では、人気のモデルハウスを常時100棟以上掲載中です。
すべてのモデルハウスをバーチャルで閲覧できるのが特徴です。
ぜひ、好みのモデルハウスを探してみてください!