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モデルハウスで日当たりと暖かさ、雪の問題をチェックしよう

モデルハウスで日当たりと暖かさ、雪の問題をチェックしよう

モデルハウスを見学するとき、あなたはどの時間帯に行きますか?「休日は家族でゆっくりしたいから夕方」、「夫婦でランチをしがてら行くのでお昼ごろ」そして「1日でたくさん見学したいので、朝からスタートして夕方まで見学しています」。こんな感じでしょうか。きっと休日を利用して行くのですから、少々寝坊をしてゆっくり行動したいですよね。ですが、1日は長く、室内の日当たりも変わっていきます。そしてモデルハウスの周囲の環境なども時間帯によって人通りも変わります。もしも購入を考える場合、特にチェックしたいポイントは「日当たり」、「暖かさ」、「環境」、「人の流れ」、「交通量」になります。小さなお子さんがいる場合は治安も気になるところでしょう。
では、これらを頭に入れて、モデルハウスを見学してみましょう。

午前中に見学する場合は東からの日当たりをチェックする

午前中の特に早い時間は、まだ見学者も少ないのでゆっくりとモデルハウス内を見て歩くことができます。午前中の場合は東からの朝日の入り方が分かり、1日のスタートがどんな明るさなのか分かります。日当たりというと「南向き」にこだわりがちですが、共働き夫婦の場合などは、むしろ朝の爽やかさも大切。まず午前中の日当たり、そして暖かさもここで確認しておきましょう。冬期間、朝寒いと嫌ですよね。快適な暖かさの中で朝食を楽しめるのか、これも大事な要素です。暖房システムの話などを係員に詳しく聞いておきたいところです。

また、モデルハウスがオープンしていないときに訪れて、朝の通勤や通学に利用する地下鉄やバスなども一度乗ってください。その便数や混み具合も把握しておくと、1日のイメージがよりはっきりしてきます。バスの便数が少ない場合など、通うのも不便になりそう。こんな時はちょっと考え直したい物件かもしれません。

日中に見学する場合、南面の日当たりを確認する

お昼ごろ見学すると、南面からの日当たりを確認できます。リビングやダイニングの日当たり、各個室の日当たりなどをチェックしましょう。できればキッチンも南面からの陽ざしがあると、家事もしやすく快適になります。ユーティリティやトイレも細かく確認しましょう。ユーティリティなどに日当たりは関係ないと思うかもしれませんが、洗濯物干し場があるときは、日当たりが大事です。

さらにここで隣家が近くて洗面化粧台のそばに窓が無い場合、光ダクトなどの工夫がされていると、印象もかなり違います。また南面に和室があると、タタミが日焼けしてしまいます。日当たりが良すぎるのも、こんな問題がでてきますので、そこもチェックポイントにしましょう。

日中の人通りや交通量も確認しましょう

また、日中にもなると人通りや車の流れが分かります。車の交通量があまりにも多い場合は、暮らした後に騒音や車粉などに悩まされるかもしれません。さらに歩道はきちんと整備されているか、ご近所の様子はどんな感じかも何気なく見ておきましょう。子どもがいる場合は、学校までの通学路も実際に歩いてみて安全性を確認してください。人通りの少ない道を歩かず学校へ行けるか、ここも大きなポイントです。お子さんと手をつないで、散歩がてら歩いてみましょう。そしてご近所の人がいたら、会話を交わしてみてもよいでしょう。「ここの近くで住まい購入を検討している者ですが、町内の雰囲気はどうでしょう」などと聞いてもよいかもしれませね。


周辺環境のチェックも大事です

周辺環境のチェックも大事です

午後~夕方見学する場合、西日はどうかチェックする

午後から夕方に見学する場合は、西日がどう室内に入ってくるのか確認しましょう。北海道でも今では真夏は暑い日々が続きます。西日がキツイと夏に苦労するかもしれません。これは家の方角、敷地にもよると思いますが、夏のことを考えると南面もそうですが日当たりが良すぎても疲労します。先にエアコンなどの設備があるか、または後に自分たちで設置できるか確認しておきましょう。

夜も街灯は大丈夫?チェック&チェック

また、夜もできれば目的のモデルハウス周辺の確認をしておきたいところです。街灯はちゃんとあるか、人通りや交通量はどうか。バイク音など騒がしい家はないか、治安の問題も大切な要素。自分たちが長く暮らす住まいを決めるのですから、夜も静かで暮らしやすい環境なのかもチェックしておきましょう。


夜の街灯や人通りも確認しましょう

夜の街灯や人通りも確認しましょう


北海道、冬の除雪具合も気になります

冬の長い北海道、除雪の良し悪しで暮らしも変わります

札幌市近郊や江別市、岩見沢市、旭川市などは雪が多く、特に岩見沢市などは豪雪地帯として知られ、1日の降雪量が1m近いことも珍しくありません。また札幌市でも都心から離れたところでは、雪捨て場が無く、除雪した雪は玄関の周りに積んで、道路も狭くなりがち。歩道も雪に埋まり、歩けないこともしばしばあります。温暖で雪の少ない函館市エリアや帯広市エリア、釧路市エリアなどは気にしなくても良いと思いますが、降雪量の多いエリアで住まいを考えるときは、必ず冬も見学したいものです。仮に大雪が降ったとき、除雪車は迅速に入っているのか、朝起きたとき道路が雪で埋まっているということはないか。この除雪車が遅いと役所にクレームが行くことも多く、北海道の雪のあるエリアでは雪との関係は大変なのです。


冬の暮らしも考えておきましょう

冬の暮らしも考えておきましょう

お目当てのモデルハウスに雪捨て場はある?

例えばこうした雪の多いエリアで、あるモデルハウスを気に入ったとします。そういうときは、冬の暮らしも想定してみましょう。雪が降ったとき、その雪をちゃんと処理する場所はあるのか。敷地が狭い、隣家との距離が近い場合は南面に設けた庭を雪捨て場にするしかありません。また、屋根の形状も関係してきます。フラット屋根でも降雪量が多いときは、雪下ろしが必要となります。ここでも下ろす場所はやはり庭になり、せっかく冬囲いした樹木も雪の重みで台無しになりかねません。このように、雪がよく降るエリアではまたひとつ問題があるので、よく考えておきましょう。

ロケーションを第一に考えた場合

交通は多少不便でも、豊かな自然に囲まれたい

高台や海沿いなど、ロケーションを第一にしたモデルハウスの場合、上記の問題より、そのロケーションの美しさが住まいに生かされているかが大切になります。例えば高台で森林が見事な場所では、その景色を生かした設計が大きなカギになるでしょう。景色も日々の生活に生かせるか、またピクチャーウインドウを設けるなど、借景の住まいが実現しているのか。日当たりは日の周りを考えながら窓を配置していけば、どこにいても心地よく、また美しいロケーションも我が家の重要な要素になります。このようなモデルハウスまたは住まいの場合は、少々不便な部分があっても美しい風景ですべてOKとなるでしょう。

潤いあふれる海を眺めるときも同じ

「小樽ベイビュータウン」や函館のオーシャンビューが楽しめる場所のように、海を眺めながら暮らす住まいも同じです。まず大事なのは海への景観でしょう。交通やショッピングはマイカーが中心になると思いますが、他の住宅街では得られない雄大な海を眺めて暮らせます。こういう住まいはアウトドア好きの夫婦やファミリー向きといえます。夏の休日はサーフィンや海水浴、キャンプなどが存分に楽しめます。少々通勤が不便でも、こうした暮らしを1番重要とするなら、こんな場所でマイホームを実現しても良いでしょう。

このように、家族構成や好み、ライフタイルなどで夢のマイホームのスタイルはさまざまだと思いますが、一生に何度も家を購入することは難しいものです。できるだけ後悔のないように、自分たちはどう暮らしたいのかも含めて検討しましょう。


函館の家並みです

函館の家並みです

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