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先に間取りと敷地の関係をチェックしておこう!

先に間取りと敷地の関係をチェックしておこう!

モデルハウスを見学する際、どこでどんなモデルハウスが公開中なのか情報を確認すると思います。その時、気に入ったモデルハウスがあった場合、先に間取図と敷地配置などを入手しておきましょう。スマホやタブレットでも十分チェックできますが、できれば、プリントしておくと、後でより便利になります。「え、どうして便利なの?」それは後で説明しますので、まず、モデルハウスを探すことからスタート。総合住宅展示場や新しい分譲地などに建つ販売モデルハウス、単独で建つ販売モデルハウスなどできるだけ多く検討していきましょう。

【札幌市とその近郊の場合】

2019年に札幌市の新興住宅街として、北区に「グリーンタウン東茨戸」が造成されました。全79区画、ゆったり敷地もあり、各メーカーのモデルハウスも建っています。また、他にもメーカー単独で10区画以上の敷地を持ち、そこでモデルハウスを公開していたり、単独で1区画持ち、モデルハウスを建てているケースもあります。こうしたモデルハウスは、最初から公開期間を決めており、購入者が決まっても公開していることが多くあります。この機会を生かして、まず情報をチェックしましょう。間取図が掲載されている場合はプリントし、住所とメーカー名を記載しておきます。できれば敷地面積、方位などもあるとより便利になります。

【札幌通勤圏「小樽ベイビュータウン」】

JR朝里駅から徒歩圏にある「小樽べイビュータウン」にもモデルハウスがあります。海を望める絶景が魅力のこの場所。このロケーションを生かした住まいはどんな間取りが多いのでしょう。興味深い部分でもありますので、ここでもやはりモデルハウスを探して間取図をゲットしましょう。海に向かってどのような工夫がされて、どういう住まいなのか先に間取りで検討しておくと役にたちます。

【札幌通勤圏「岩見沢市近郊」】

岩見沢市内でも緑が丘、東町、栗沢町などでモデルハウスが公開されています。職場は札幌だけど通勤はマイカーで、または電車でという方なら、こうした幅広いエリアで探しても良いでしょう。札幌市内の土地事情を考えても検討の良い材料となります。もちろんそのエリアに住んでいる方で、建て替え、住み替えなどもOK。モデルハウスを探して、間取図をできるだけ多く集めて、今の我が家の不満なところを解消できるような間取りを絞っていきましょう。また豪雪地帯でもありますから、雪処理の問題も考えておくのが重要です。

【函館市とその近郊】

函館市近郊でも、もちろんモデルハウスは多く建設されています。どこも土地面積にゆとりがあるのが特徴で、車の駐車が2台可能なのがほとんど。また3台可能というモデルハウスもあります。ここでは、その土地のゆとりも含めて間取図をまず手に入れてください。庭に向けて余裕があれば、DIYでウッドデッキなどを作ることも可能です。土地が広いということは楽しみも広がります。間取りはもちろんですが、「家回り」もポイントにしておくと、理想のマイホームへの夢が膨らんでいくはずです。

【帯広市とその近郊】

帯広市の場合、市内はもちろん、近郊の音更町なでも分譲地がありモデルハウスが公開されています。日照時間が一番長いと言われる帯広市近郊では、間取りにどんな違いがあるのか、またその日照をうまく取り入れる工夫はされているのか、他地域の住まいと比較しても面白いかもしれません。大きな参考にもなりますので、間取図がある場合はできるだけ集めておきましょう。

【釧路市・北見市・稚内市近郊】

海沿いの街ともなると潮風の影響などを受けて、家の傷みが早くなると聞いたことがあります。特にオホーツク沿岸などは耐久性の強い住まいがカギを握るでしょう。こうした地方でも日当たりや暮らしやすさ、またたくましさなどを基準に住まいづくりを行います。土地は余裕があるので開放的、ゆとりのある家が多く、室内や中庭など余裕たっぷりの間取りが可能です。この地方でもモデルハウスが公開されていたら足を運び、間取図もプリントしてください。
自分が希望するエリアは違っても、参考となる部分はたくさんあるはずです。


集めた間取図と自分たちの希望、スタイルにあてはめてみる

間取図をたくさん集めたら、まずメーカー名、住所をかいておきましょう。さらに地域別にまとめるとより分かりやすくなります。やはり北海道は広いので、できる家も特徴も比較すると違うところがあるかもしれません。それも考えながらひとつずつ、見ていきます。

チェックしたいのは部屋数、広さと動線、収納スペース、日当たり。まず間取りは通常、上が北方向になるのですが、違う場合もありますので、方位も確認しましょう。では、間取図の見方をおさらいします。

  • 家族が集まるリビングやダイニング、キッチンの広さはどうか
  • 日当たり~方位の確認
  • 1階部屋全体の動線を鉛筆などで書いてみる
  • 2階は十分な個室があるか
  • フリースペースはどう?
  • リモートワークなどをするときのプラスワンの空間はあるか
  • 収納スペースはたっぷりとあるか
  • 子どもがいるときは、キッチンから子どもの行動が見えるか線をかきながらチェック
  • 玄関は希望通りの広さがあるか見る

などを間取図に書きこみながら確認していきましょう。そこから、「ここはちょっと狭いな」、「あまり自分たちの希望に合っていない」という間取図は外していきます。こうすることである程度の絞込みができます。

「間取図のここは好きだけど」という部分がある場合


こんなクロゼットもステキです

こんなクロゼットもステキです

全体的の印象は今いちだけど、この和空間はいいかも。こんな収納プランは真似したい。こういう場合もたくさん出てくるかもしれません。この場合「パーツ部門」として、別に残しておきましょう。ぐるぐると迷いながらも最終的にはここに戻ってくるかもしれません。好きなところがあるモデルハウスはちょっと横に置いておきましょう。

絞り込んで、見学するモデルハウスは10か所程度にする


モデルハウスも千差万別、多彩な建物が多くありますが、明らかに合わないものを見ても、きっと心は動きません。まず各間取りをじっくりと検討して、10か所程度にしておきましょう。仮にエリアがまったく違うモデルハウスでも、注文住宅で実現できるかもしれません。さらに販売のモデルハウスは値段も分かりますが、予算をオーバーする場合も間取りが気に入っている場合は残しておきます。これは「パーツ部門」と同じ考え方で、どこかを節約することで、家づくりが実現できるかもしれません。まずは値段に左右されずに、好きな間取りを選んでおきましょう。

間取りを選んだ後は、実際に見学に行こう


間取図を絞り込んだ場合、まずそのモデルハウスを見学に行きましょう。平面で見るのと、実際の建物を見るのとでは印象が変わる場合もあります。「思っていた以上に天井が高く、暮らしやすそう」「収納スペースも奥行きがあって何でも入りそう」「階段の踊り場が広いので中2階として使えそう」などなど。実際に見ることでタテの空間、奥行きなどが分かりますので、チェック済の動線なども歩いてみると「想像より使いやすそう」という感想になるかもしれません。

何も情報を持たずに行くよりも、より住まいのことが分かりやすくなりますので、間取図の事前チェックは必ず行ってください!そして庭や駐車場といった部分も忘れずに見て確認しておきましょう。


間取図はできるだけプリントしておくこと

間取図はできるだけプリントしておくこと

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