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北欧住宅の魅力と特徴。画像もいっぱい!

北欧住宅の魅力と特徴。画像もいっぱい!

北欧とは北ヨーロッパになり、ノルウェー、スウェーデン、デンマーク、フィンランド、エストニア、ラトヴィア、エストニア、ブリテン諸島、アイスランドの9か国のことを称します。北欧の四季は冬(11月~3月)が長く、春(4月・5月)、夏(6月~8月)、秋(9月・10月)は短く、春と秋とはいっても寒い時期が長くなります。ちょうど日本の札幌のような気候ですね。この北欧では冬はマイナス30℃になることも珍しくなく、そのため家で過ごすことが多くなります。どのシーズンも家族が暮らしやすく、楽しめるような家が基本。好みのインテリアやファブリックで温かく優しい印象の住まいに愛情をかけてつくっていきます。また、日本でもこの北欧の住宅が人気となり、北欧風輸入住宅として浸透しています。では具体的にどんな魅力があるのでしょうか。

基本のスタイルはサイディングに大屋根

寒さに強く、断熱性の高い北欧住宅。基本のスタイルはサイディングに大屋根というシンプルなデザインで、このサイディングの色をグリーンやベージュなどカラーを選ぶことで個性が出てきます。また、魅力的なレッドやボルドーの外壁も人気があり、今や北欧では多く見られるものとなっています。そして、サイディングでけではなく、外壁には高級感が増すレンガを使うこともあります。他にはしっくいの壁などもあり、北欧は自然が豊かで森や湖も多くありますので、そういった自然に溶け込むような色味、風合いが好まれます。


ボルドーの外壁にホワイトの窓枠がアクセントになっています


レンガ造りの家です。窓も大き目で、ドーマー窓も設置しています


鮮やかなオレンジの外壁と屋根。広大なロケーションにステキにマッチしています


こちらも美しいロケーションの中にたたずむ北欧の住まいです


デンマーク・ニューハフンの街並み。まるで最初からデザインされたかのような違うカラーの外観が並んでいます。窓も連続して設け、明るい室内であることが想像できるでしょう


デンマーク・オーデンセの街並み。外壁がカラフルでかわいいですね。陽射しを目いっぱい取り入れるために大きな窓をたくさん設置しています


アンデルセンの生家とされている建物。玄関には『H.C.Andersen』のプレートが掛かっています。周囲の住まいもしっくいの壁に大屋根です

断熱に気を配り、窓は大きく陽射しを取り入れる

北欧は冬が長いため、短い日照時間をできるだけ取り入れるよう、大きな窓をプランします。1、2階とも窓はできるだけ大きく、明るさを取り入れるような大窓に。そして長い冬も暖かく暮らせるように断熱性にも力を入れています。北欧住宅の構造材は基本的に2×4工法、または2×6工法。その柱の外側に断熱材を切れ目なく貼り巡らし、家を丸ごと断熱材で包み込みます。このように魔法瓶のようにすっぽりと断熱材で囲む「連続断熱工法」を採用することで、住まいの高い断熱性を実現します。さらに住まいによっては窓も断熱性の高い「木製サッシ3層ガラス窓」を用います。これによって、さらに断熱性が高く、長い冬も心地よく過ごせる住まいとなります。


スウェーデン風住宅が並んでいます。窓が多く、2階のバルコニーがアクセントですね

北欧風住宅の魅力はやはり室内インテリア

室内の特徴は自然素材がポイントとなり、木やレンガを主に使います。温かな木の味わいにあふれ、ゆったりとした穏やかな空気の中で暮らすことができる空間。さらに自然素材を使うことによって経年変化による増していく深みも味わいになります。北欧の人々はひとつの家で長く暮らすことを好み、メンテナンスを繰り返し、長く住み続けることがひとつの文化。親世代から子世代に引き継いでいくことも珍しくありません。こんな風に住まいを愛して暮らすことで、長い冬も快適に過ごせます。

リビングはクッションをキーアイテムに


大きな窓に天井はあらわしで木材を使っています。明るい印象の空間づくりで、楽しいデザインのラグがアクセント


ホワイトを基調にした空間づくりで、ソファやラグはブラウン。サイドテーブルやペンダントライト、フロアライトのデザインがとってもオシャレです


鮮やかなレッドのソファ。存在感があり、リビングの大きなアクセントになっています。この大胆さも魅力です


壁は明るいブルーにし、ダイニングテーブルとチェアはオシャレなデザイン。そしてドアやアーチ型の出入口がステキな印象の空間です。天井の梁やソファやクッションもポイントですね


やはり大きな窓を設置して、人目につかないようにフェンスも設置しています。庭にはテーブルセットを置いて、夏のひとときを快適に過ごせることでしょう


ホワイトを基調にした清潔感をポイントにしてダイニングテープルやソファも同系色で統一。クッションとグリーンをアクセントに楽しめリビングになっています


暖炉を中心にソファを置いて、カラーはやはりクッションで遊び心を演出しています。センターテーブルはアンティーク風のブラック。チェストともバランスが良く、ステキなリビングです


フリースペースやコーナーにもチェアやグリーンを


ホールの片隅にはこんなコーナーを作っても楽しいですね。小さ目のチェアにテーブル。実用性というより、魅せるためのインテリアです


お部屋のコーナーもこんな感じにすると、オシャレ度がアップします


アンティークのコンソールテーブルとチェア。メインではなくても、ステキな存在感を見せています


この写真では照明を参考にしてください。赤いシェードのペンダントライトも魅力的


DIYでも作れそうなテーブルにスタンドライト。このように空間のコーナーを上手に飾るのが北欧流です

寝室にはほっこり温まるファブリックを使いましょう


寝室は出窓で、そこにたくさんグリーンを置いています。こうして陽射しを取り入れながら、ベッドカバーや枕などは北欧風の優しいファブリックです


腰壁と出窓、天井には梁がある木質感のある北欧のゲストハウスです。ベッドカバーやラグなども楽しめますね


寝室をテーブルや円形のチェア、アンティーク風のスタンドライト、グリーンなどでステキに飾っています

おしゃれな食器で楽しむ料理やお茶の時間

北欧の人々は食器にもこだわりがあります。ステキな柄の、またはシンプルな食器を上手に組み合わせてお料理を並べていきます。そして美味しいお菓子やコーヒーを大切な人たちと一緒に楽しむティータイム「フィーカ(fika)」もあり、毎日の生活の楽しみ方がとても上手です。食器、雑貨、小物使いも巧みで、お菓子もお茶も日々楽しむ生活。やはりこんな過ごし方も冬の長さが影響しているのでしょうか。ダイニングやキッチンも使いやすくそして魅力的にコーディネート。こんな北欧の空間づくりはぜひ、参考にしたいものです。


広々としたキッチンにカラフルな食器がかわいらしい空間にしています。床はサブウェイタイルでイエローがアクセントカラーになっています


まさにお茶を楽しむ時間のようです。こうなるとダイニングテーブルは大きな方が役に立つでしょう。食器もホワイトを中心にして高級感があります


食事を楽しめるダイニングテーブルにソファをセット。くつろぎながら食事やオシャベリが楽しめそう


季節のお花も一緒に、お茶の時間を楽しめます

外の景色も楽しもう


家の前にテラスを設けると、ここでのんびり過ごしたり、子どもたちの遊び場にもなります。外壁の色や窓のフラワーボックスなどかわいい住まいです

以上、北欧の住まいを写真中心に紹介してきましたが、北欧風の空間づくりは自分の工夫次第で可能ですし、輸入住宅でも北欧風の住まいは人気です。北欧風輸入住宅に興味のある方は専門のハウスメーカーや工務店にまず相談してみましょう!

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