注文住宅のいろいろ
2021.05.28
【注文住宅】最初に家づくりのテーマを決めましょう
注文住宅の魅力は、自分たちの願いをそのまま住まいに反映できることです。家族が多い場合はそれぞれの希望を持ち合って、プランに取り入れるとより満足のいく住まいができるしょう。また夫婦2人、ひとり暮らしでも暮らしやすく快適な住まいを実現することができます。そして「注文住宅の新築を決めたけど、どんな家にしよう?」というスタートの段階で、どこから手をつけたら良いのでしょう。そんな方たちはまず、住まいの「テーマ」を決めて、そこから細部へと検討してください。
家族とのコミュニケーションを大切にする家
① キッチンとダイニングを一体化して、食事や団らんを楽しむ
キッチンをオープンにプランして、すぐその横、または前面に大きなダイニングテーブルを置いて、家族でおしゃべりをしながら食事をして、互いに今日1日の出来事などを楽しく語り合いましょう。
② 掘りこたつなどを作って、家族でほっこり休める場所を作る
こんな和空間も家族の憩いの場所になります。ジュースやコーヒーなどを飲んでおやつタイムにしたり、子どもたちは勉強をしても良いですね。分からないことはパパに聞いて、宿題を済ませてしまいましょう。また、お客様が来た時も、こんな空間があると便利です。使い勝手はさまざまなので、プラスワンの場所として考えてみてください。
③ リビングの横には和室をプラン
お爺ちゃん、お祖母ちゃんが同居しているとき、または遊びに来たときはリビング横の和室でゆっくり過ごしてもらい、リビングでは家族でコミュニケーションを楽しむ。こんな過ごし方も良いですね。タタミスペースがあると多彩に活用でき、例えば赤ちゃんがいてもそこでお昼寝したり、遊ぶことができます。このプランではキッチンから和室も見えるようにしておくと、ママも安心でしょう。
④ 家族で使えるカウンターコーナーがあると嬉しい
子どもの個室を作って、それぞれに学習机を置いて勉強を。これが一般的な発想ですが、別に個別にしなくても良いですよね。勉強用のカウンターを1階や中2階、2階などに設けて、ここではパパやママも仕事や趣味をできるようにします。そして大きな個室をひとつ作って、そこはお友達が来たときなどの遊び場にしましょう。カウンターでは家族の会話もできるし、またその他に友人たちとの場所もあります。子どもたちにとっても、過ごしやすい住まいとなりますね。
⑤ 大き目のバスルームをプランする
小さな子どもはお風呂遊びも大好きです。お風呂用のおもちゃをたくさん浮かべて、遊べるように浴槽は大き目のモノをセレクトしましょう。さらに洗い場なども家族でのんびりできるように広めにしたいものです。贅沢かもしれませんが、親が共働きだったり、忙しいときはこのお風呂タイムが子どもとくつろぐ貴重な時間になります。ユニットバスの場合は大きな1618サイズをおススメします。
家族の様子がわかり、成長する家
① オープンキッチンにしてママが様子を見えるようにする
ママがいつもいるキッチンからの眺めも家づくりの大切な要素です。キッチンから1階フロアはもちろん、見上げると2階の様子も分かるようにしておくと、安心度もアップするでしょう。こういう間取りにすると、家族がどこにいても声をかけやすく、コミュニケーションも取りやすくなります。
② リビング階段だと家族の上り下りが分かります
階段の位置をリビングにしておくと、子どもたちが学校から帰ってきても階段の上り下りで存在を確認できます。このように玄関から子ども部屋までの動線を考えておくことも大切なポイントです。仮に階段が玄関ホールにあると、いつのまに帰ってきたの?ということもあるでしょう。「お帰り」が言えるような、階段の位置や間取り、動線を考えておきましょう。
③ 子ども部屋と勉強コーナーは別にプランしておく
これは先にもあげていますが、子どもたちそれぞれに個室を作り、閉じこもりやすい空間にならないよう、勉強コーナーは目の行き届く場所に別に作っておきましょう。友達がきて遊びたいときはオープンな部屋でOK。これは仕事のオンオフの切り替えに似ています。子どもにもここでは勉強、遊びは別の場所とリズムを作っていきましょう。
④ 子どもの遊び場も大きくなったら2部屋にする
子ども用の遊び部屋は最初からドアや窓を2部屋用にしておき、子どもが大きくなったときに、収納棚や書棚、またはきっちりと壁を作って2部屋にしましょう。そして子どもたちの個室とします。子どもが小さいときは一緒に遊ぶことが多いと思いますが、成長すると勉強もそしてプライベートな時間を過ごす空間が必要になります。
⑤ 子どもの成長をカタチとして残しておきたいとき
家づくりのスタート時点で、室内の内装を珪藻土などにして、子どもの手形を付けて年月を刻んでおきましょう。普通のクロス壁の場合は手形コーナーのニッチなどを作り、そこに粘土で手形を付けていきます。節目の年齢で手形を並べていくと、どんどん大きくなっていって、その成長を記録することができるでしょう。
家族の趣味を楽しむ家
① 車が趣味なら、リビングから車が見えるビルトインガレージ
車やバイクが趣味という人は、いつでもリビングから眺められるようにビルトインガレージにし、ガレージと居住スペースの仕切りは大きなガラス窓にしましょう。そうすることで、いつでも愛車を眺めることができます。また、リビングやダイニングにガレージへ行き来できる扉を付けておくと、より便利。またガレージ内もオシャレにしておくと、さらにカッコイイガレージになります。
② サッカーやサーフィンなどスポーツが好きなとき
スポーツ用品が多い場合は、玄関の土間を広げて用具置き場をプランしましょう。ここでこの土間をリビングまで広げて、そこには大きな地窓をプラン。サーフィンボードやウエアなどをディスプレイしても魅力的な住まいになります。このように趣味を優先して間取りを考えるのも楽しい家づくりになります。
③ 骨董やアンティークが好きなときはディスプレイする場所をつくる
骨董やアンティークの家具や雑貨が好きな場合は、飾り棚やニッチをプランして、そこに収まるようにプランしましょう。さらにコレクションを設置できるオシャレなキャビネットを探して、そこで整理しておけば魅せるコレクションにもなります。または壁一面にカウンターを作って、お気に入りのアイテムを並べてもステキです。家づくりを検討するときに、自分たちのこうしたコレクションの扱い方も考えておきましょう。
④ 映画が趣味の場合はホームシアターを作りましょう
大画面で映画が見たい。こんな趣味を生かすときはホームシアターを作りましょう。プロジェクタを置き、大画面のスクリーンを設置できるスペースを考えてプランニングに生かしてください。最初から設計に盛り込んでおくと暮らしてからホームシアターが欲しいけど場所がない、という失敗を避けられます。おうち時間を楽しむためにもホームシアターは貴重なので、映画好きの方はぜひプランしてください。
⑤ ガーデニングが好きなときは庭と家を一体化させる
お庭づくり、ガーデニングを楽しみたいときはウッドデッキから気軽に行けるように、住まいと一体化させた感じでプランしましょう。そして家にいてもその景色をゆっくりと眺められるようなプランにしておくと、家にいながら四季折々の美しい景色の移り変わりを堪能できます。
他にもペットと楽しむ家、ワインカーブのある家、音楽好きのための家など、趣味もさまざま、たくさんあると思います。そんな方たちは趣味をまず第一に考えると家づくりもさらに楽しくなるでしょう。
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