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【住宅展示場VS単独モデルハウス】 住宅展示場はハイグレード!

【住宅展示場VS単独モデルハウス】 住宅展示場はハイグレード!

住宅展示場の住まいを見て歩いて感じることはありませんか?どこのモデルハウスも豪華で、マイホームへの夢が散りばめられています。「こんな家に住めたらいいなぁ」と思わず、ため息が出るかもしれません。そこで気に入ったモデルハウスを見つけたときは、きっと同じようなマイホームを建てたくなるでしょう。その一方であまりにもハイグレードなので、生活感が無く、「暮らす家」のイメージとはかけ離れていると感じる方もいるかもしれません。そこで、賢い見学方法としては、スペースごとに、パーツごとに、そしてもっと小さな部分をチェックして気に入ったところをメモ書きしておきましょう。各モデルハウスのちょっとイイところが、後のマイホームづくりの参考にできるようにしましょう。

まず外観を中心に見ていきましょう

外観デザインの好みは夫婦でもまた家族でも好みが変わってくるでしょう。そこで気に入った外観デザインはすかさず書き込んでおきます。サイトでも外観を見ることはできますが、実際にその場に立って見てみると印象も変わるかもしれません。やはり実物を見ることがポイントです。エクステリア、外壁の色、窓の配置、屋根の形などを見て、好きな外観デザインをチェックしておきましょう。

玄関周りやエクステリアをチェック

好きな外観を決めた後は玄関周りやエクステリアも見てみましょう。アプローチやエントランス、そして玄関ドアはどんなモノが採用されているのかも確認してください。玄関ドアのデザインや素材、取手なども大切な部分です。重厚感のある木目のドアなら小さな窓にブラックアイアンの飾りなどが似合います。取手ももちろんブラックアイアン。そして玄関上部には屋根や庇が付いているかも見ておくといいでしょう。これを「小屋根」と呼ぶこともありますが、雨や雪を凌げるため重宝なプランです。

玄関内にはシューズクロークがあるかどうか

玄関ドアを開けると土間に上がり框、そして玄関ホールになりますが、ここにシューズクロークがあって、シューズクローク側からもホールへ行けると2wayになって便利ですよね。シューズクロークは引戸かカーテンなどで隠せば、お客様が来ても綺麗な玄関という印象になります。北海道の場合、積雪の関係で靴も長靴やブーツなど季節によって使用する靴が違いますので、衣替えのように多種多彩の靴たちを収納するところがあると便利です。おそらくひとつの下駄箱では足りないと思います。こう考えた場合、玄関は、広さよりも「収納力」という機能性をポイントに見学してみましょう。


玄関横にこんなシューズクロークがあると便利

玄関横にこんなシューズクロークがあると便利

リビングは明るいくつろぎのスペースになっていますか

リビングは家族の団らんやお客様を迎える場所なので、機能性より「明るさ」、「くつろぎ感」をポイントに絞って見学してください。まず日当たりが良いか、家族全員ゆったりとくつろげるか。これは広さだけではなく、内装などではアクセントカラーとなるクロスやエコカラット、大理石、天然石など使用されている素材にも目を向けてみましょう。吹き抜けがある場合はその天井の素材やシーリングファンと窓の配置なども見てください。テレビ周りのコーディネートが気に入った場合はここもチェックです。ここで好みの内装材などがあれば、その名称なども確認しておくと良いでしょう。

ダイニングは家族の団らんや子どもの勉強の場所

ダイニングは家族が食事を楽しむだけではなく、子どもが小さなときはここで遊んだり、勉強をしたりすると思います。そこで、ダイニングはできれば広さに余裕が欲しいところです。場合によってはリビングより大事かもしれません。ゆとりがあって、大きなテーブルを置いているか、またキッチンにいるママに声をかけやすいか。その距離感、配置なども見ておきましょう。子育て世代の場合とシニア世代では暮らし方も考え方も変わると思いますが、家族の声が届くプランニングであるかどうかは、いずれも大事だと思います。


スタイリッシュな白壁のダイニング

スタイリッシュな白壁のダイニング


キッチンのワークトップの高さをチェックする

キッチンは得にミセス、ママが念入りに見学したいところでしょう。若い夫婦の場合は2人で家事をすることも多いでしょうから、2人で仲良く確認してください。まずキッチンに立ってみます。ワークトップの高さは自分の身長に合っていますか?ワークトップとは床から作業台までの高さのことで、80cm・85cm・90cmの3種類に分かれます。そこのモデルハウスではこの高さが何cmなのかをまず確認しましょう。仮に90cmだったとして、作業をするには高いと感じたときは、もっと低いサイズのキッチンが良いですね。このワークトップの高さは高すぎでも低すぎても疲れますので、ピッタリくるサイズを慎重に選んでください

キッチンの設備とパントリーなどの収納スペース

キッチンでは忘れがちになりますが、シンクの機能も今や多彩です。パスタの湯切りや野菜洗いなど多目的に使えるワークトップスペース、アシストスペース、そしてミドルスペースと三層構造のシンクもあります。これによって調理スペースが広くなり、お料理も楽しくなるでしょう。他には食器洗い乾燥機やディスポーザ、スパイスラック、スライド収納などキッチンの設備も多くあるので、ここも確認しましょう。また、キッチン周りに欲しいのは食器棚とパントリーです。この2つはキッチン周りをキレイにしてくれる貴重な収納スペース。そしてパントリーは保存食なども収納できて、あれば便利なプラン。ここも確認しておきましょう。

ユーティリティと洗面化粧台の広さ、洗濯物は干せるか

ユーティリティを見る場合、まずキッチンからの動線も確認しましょう。この行き来が便利かどうかは大事です。キッチンで後片付けをしながら洗濯をしないといけないとき、離れた場所では不便です。この動線を確認してからユーティリティへと行きましょう。ここでは広さ、洗面化粧台のデザインや洗濯物が干せるかどうかもチェックしてください。リネン庫はたっぷりあるのかも大事ですね。そして特に洗面化粧台がオリジナルの場合は、きっとオシャレなデザインで造作しているはずです。かわいい洗面化粧台にこだわりたい方は、ここでスケッチするのが秘訣です。


かわいいオリジナルの洗面化粧台

かわいいオリジナルの洗面化粧台

バスルームへ行く前に脱衣室があればベスト

ユーティリティからいきなりバスルームではなくて、バスルームへ行く前の脱衣室があると、この空間も重宝します。限られた広さの家を建てる場合、この脱衣室は無い家が多くありますが、狭くてもあれば便利です。このスペースも頭の片隅に入れておきましょう。

バスルームは広さ、バスタブを参考に

バスルームの場合は、一戸建て用のユニットバスだと1坪タイプ(1620)がゆったりとリラックスできる広さです。そしてバスタブの広さ、高さも確認しておきましょう。年齢を重ねると高いバスタブは入りづらくなりますので、低床のタイプもチェックしておいてください。

階段のデザインと危険性は?

最近の階段はとてもオシャレで、デザイン性にこだわった階段が多くあると思います。そこは手すりや踏み面の素材などをチェックしてください。でもひとつ心配なのは、スケルトン階段などが一直線にあると、踏み外したときの危険性です。北海道は特に寒い季節は暑い靴下を履く人もいると思いますので、階段の踏み面には滑り止めを付けておくと少し安心です。

LDKや各個室では照明器具を必ずチェック

そのモデルハウスで使用している数々のオシャレな照明。特にペンダントライトやブラケットライトなどは、大きな参考になります。気に入ったモノがあるときはメーカーやお値段なども確認してください。

その他ニッチなどの活用法

壁のアクセントにもなるニッチはちょっとしたグリーンやアイテムで空間を彩り、アクセントにもなる部分です。こうした壁の活用はDIYでもできると思いますので、「こんなところにあるといいな」と思ったときは、ここも参考にしておきましょう。


こんなニッチがあると、和めますね

こんなニッチがあると、和めますね

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