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癒しの空間、くつろぎのバスルーム

癒しの空間、くつろぎのバスルーム

リラックスできるバスルームを考えてみましょう

1日の疲れを癒してくれるバスルーム、子どもと一緒に楽しみながら過ごすバスルーム。ここも住まいの中では大切な場所です。バスルームといえば、今はユニットバスが多いと思います。このユニットバスとは最初から天井、床、壁、バスタブなどが成型されている浴室のことで、現場にそのまま運び、組み込むことで完成します。もちろん造作するバスルームもあります。そのデザインなどはさまざまで、住まいのロケーションや敷地の形状なども踏まえて、プランすることになります。では心安らぐ我が家だけのバスルームについて、いろいろ探って考えてみましょう。

大きく分けてユニットバスと造作バスルームがあります

ユニットバスの一般的なサイズ

ユニットバスのサイズはさまざまで、規格化されているために10cm単位で決まってきます。例えば一般的なのは、バスタブ+洗い場などの大きさが1.4m×1.8m、または大きめの1.6m×1.8m、また1坪タイプと言われる1.6m×1.6mで、この3種類です。これらのサイズは「1418」、「1618」などといわれ間取図にも表記されているので、覚えておきましょう。また、ホテルなどでよく見られるような、トイレ、洗面台、バスタブが一緒の空間にあるのは「3点ユニット」と呼ばれています。一般住宅ではあまりありませんが、狭いアパートなどではこのシステムを採用しているところもあります。でもやはり窮屈だしプライバシーの面でも問題がありそう。一軒家はそれぞれ分けてプランしましょう。

ユニットバスのメリットとデメリット

メリットとしては造作のバスルームより安価であることです。モデルハウスや注文住宅によっては、オプションで棚やシャワーの形状を変えたり、また壁の色などもセレクトできるケースがあります。操作はオートバスで、お湯の保温はもちろん追い炊き機能付きもありますので、キッチンに操作パネルを設置しておけば、キッチンからバスルームをコントロールできます。さらにミストシャワーや浴室乾燥機、浴室テレビ付きなどがあり、設備が充実しているタイプのユニットバスもあります。

一方、デメリットとしては、やはり既製品であるため、デザインではあまり遊べませんし、全部自分の好みにするのは難しい部分があります。ある程度は妥協する部分も出てくるでしょう。でもユニットバスでもアイテムを使ってステキな空間に変身することもできます。これは後で触れる「バスルームもデザインしよう!DIYでより魅力の空間に」を参考にしてください。


浴室テレビ付きのユニットバスも快適

浴室テレビ付きのユニットバスも快適

モデルハウスでバスルームを見学するときはサイズもチェック

モデルハウスのバスルームは大体ユニットバスだと思いますが、まずそのサイズをチェックしましょう。1418だと家族全員で入浴するには、ちょっと狭いかもしれません。自分で測るか担当者に確認してください。例えば他が気に入っていても、広いバスルームを希望する場合は再考した方が良いでしょう。


ハンドメイドの造作バスルーム

高級感のある造作バスルーム

ユニットバスではなく、自分好みの広さ、素材などを使って自由に作る造作バスルームもあります。いわば、ハンドメイドのバスルームなのですが、これをプランする方は相当のお風呂好きの方でしょう。一軒家ならではの醍醐味で、好きに作るのも楽しいと思います。

タイルを使ってクールなイメージのバスルーム

床や壁にダークな色味のタイルを使うと、大人ならではのバスルームという印象の空間になります。そこで台や棚、シャワーなどは黒をメインにするとより、カッコイイバスルームになるでしょう。


オリジナルタイル貼りのバスルーム

オリジナルタイル貼りのバスルーム

ビビッドなカラーを生かしてオリジナルの空間に

バスルームの壁はイエローやブルーにしたりオレンジにしたり、好きなカラーを選び、猫足のバスタブやアンティーク風の鏡などを設置しても、ステキな空間になります。まるで映画のワンシーンのようですね。鏡の他にはお気に入りのアイテムなどを壁に飾り、バスタイムがより楽しくなるようなコーディネートにしましょう。

ヒノキなど木の香りに包まれるバスルーム

バスルームといえば、「木」。そんな方は多いと思います。そしてヒノキのお風呂が一番ですよね。ヒノキのお風呂には、温泉のような効能もあり、血流がよくなり、疲労回復、保湿効果など、さまざまな効能があると言われています。健康を考えると、このヒノキのお風呂はぜひ実現したいところでしょう。


情緒あふれるヒノキのお風呂

情緒あふれるヒノキのお風呂

敷地が広いときは露天風呂風にしてもいい

広い敷地、豊かな自然。北海道ならではの景観が広がる住まいのときは、大きなバスルームに、外でもお湯にはいれる露天風呂があっても楽しいでしょう。石などで囲って、室内と行き来ができれば、それこそまさに温泉です。吹雪のときは室内でゆっくりでき、夏は外でもお湯が楽しめる。これこそ贅沢の極みだと思いませんか。もしも実現できるなら、このようなバスルームも最高の憩いの場となるでしょう。

造作バスルームのメリットとデメリット

メリットとしては、まず造作するのですから、好きな場所に好きな広さでプランすることができます。例えばバスタブの横一面が森林なら人の視線も気にすることなく、大きな窓を付けて、その美しい自然を楽しめます。また広さも自由ですから、家族全員で一緒に温泉気分になれる空間にすることも可能でしょう。そしてデザインに凝りたい人は天井・壁・床、バスタブなども自分の好きなモノを選びながら、オリジナルの空間にすることができます。

一方デメリットとしては、はっきり言いますと、お金がかかります。費用は使う素材等で変わりますが、ユニットバスより予算はかかると思ってください。好きな空間にするということは高級感やオリジナル性はありますが、その分費用もかかるのがお約束です。そしてプランの仕方によってはメンテナンスも大変かもしれません。床のタイルが割れたり、排水口がおかしい!という事態もあるかもしれません。こうしたときは、工事もしやすいように1階にバスルームをレイアウトしておきましょう。


腰壁でおしゃれなバスタブが魅力のバスルーム

腰壁でおしゃれなバスタブが魅力のバスルーム

バスルームもデザインしよう!DIYでより魅力の空間に

バスルームもDIYでさらにステキな空間に

ユニットバスやシンプルな造作バスルームでも、DIYでもっと魅力のある空間にできます。その方法をちょっと考えてみました。

・バスルーム前のかわいいカーテン
・取手にかけるタオルの柄にもこだわる
・扉や壁はシールを使って、好みの模様に
・フェイクグリーンや好きな雑貨を飾る
・子どものおもちゃはちゃんと整理する
・家族別に洗面器の色や柄を変える
・窓からの視線が気になるときはカーテン
・バスルームから室内に向けて内窓を付ける


以上、ポイントをあげてみましたが、まだまだたくさんあると思います。
このように単に入浴するだけではなく、楽しめるコーディネートをすることで、よりリラックスできる場所になることでしょう。

あなたも、自分ならどんなバスルームが良いのか、家族と一緒にどうしたら楽しめる場所になるのか、ちょっと考えてみましょう。


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