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そろそろマイホームのカタチを考える

そろそろマイホームのカタチを考える

「完成見学会」を何棟か見学したとき、間取図があればもらっておいてください。きっとチラシなどに載っていると思います。その間取りは施主さんとメーカーが打ち合わせをして作り上げたものなので、より身近な暮らしを想像できるでしょう。そして、自分たちのマイホームにも、いろいろと取り入れたい工夫があちこちに含まれているはずです。実際に見た細かな部分は間取図でも確認して、気に入った部分はまとめておきましょう。

マイホームについて考えてみる

住宅展示場や単独モデルハウス、そして完成見学会などで、かなり情報を収集したと思います。ここから、自分たちのマイホームをどうするか検討していきましょう。それにはまず「予算」を決めておくことです。例えば土地も必要な注文住宅の場合「建物+土地で4000万円以内」など、まず目標の設定をしておきましょう。この注文住宅も含めて、見学してきた単独モデルハウスと一緒に、自分たちはどんな家が欲しいのか考えてください。

自分たちの夢のマイホームは?

今まで見学してきたモデルハウスなどの好きな部分、マネしたい部分などをメモしてきたと思いますが、ここで一度、カンタンに書いてまとめてみましょう。絶対やりたいこと、できればやりたいこと、予算が残ればやりたいこと。一度こうしてまとめることで、欲しいマイホームの姿がぼんやりと見えてくるはずです。そしてそのこだわりは、エリアが1番だったり、ガレージは絶対だったり、人それぞれだと思いますが、あれこれ模索しながらデータをまとめてください。

  • 見学してきたモデルハウスの情報をまとめる
  • 良かったところ、気に入ったところ、パーツで気に入った部分などをまとめる
  • モデルハウス購入か、注文住宅にするか検討する
  • スケッチなどをして、自分の理想をイラストにしてみる

ゾーニングもしてみる

このイラストの前に室内の大体の位置を丸囲みなどで描いてみましょう。例えばここはキッチン、ここはユーティリティ、ここは階段、ここはリビングなど。これを「ゾーニング」といいますが、「パブリックゾーン」と「プライベートゾーン」のふたつに分けて考えてみましょう。これだけでも理想の間取りの原型となり、各モデルハウスの間取りと自分たちの希望の間取りを比較検討しやすくなります。


希望の間取りにピッタリの単独モデルハウスがあった場合

単独モデルハウス購入を考える

「あそこの単独モデルハウスがピッタリ!」という場合は、モデルハウスの購入を考えても良いかもしれません。こんなときは再度そのモデルハウスの見学へ行き、キッチンやユーティリティ、バスルーム、トイレなどの水回りを必ず再度チェックしましょう。動きやすい動線か、そして日当たりは?2階にもトイレはあるかなど、実際に生活している自分たちを想定しながら確認してください。収納スペースは今の住まいにあるモノがすべて収納できるのか見ておきましょう。そして納得のいく感触があれば、担当者と資金相談などをしてみると良いでしょう。ここで、自分たちの自己資金や、住宅ローンはどこまで借入できるのかも相談してください。


資金相談もしながらマイホームへ近づきましょう

資金相談もしながらマイホームへ近づきましょう

単独モデルハウス購入のメリット

単独モデルハウスのメリットは何と言っても、土地を探す必要がなく、即入居できることです。エリアや間取り、価格が折り合えば、購入を考えても良いでしょう。ただし、購入前にはじっくりと見学して慎重に検討すること。そして資金計画も行って、自分たちの収入で無理の無い範囲で購入できるのか考えましょう。ここでポイントにしたいのは、設備、内装、収納などの他に朝・昼・夜の日当たりと、階段の種類です。小さな子供がいるファミリーだと、ステキなスケルトンの階段も、ちょっと危ないかもしれません。できれば蹴上にも板があって、手すりと踊り場のある階段の方が安全性は高いといえます。また階段下にも収納スペースができるため、平たく言えば階段にオシャレを求めない、普通の階段がいいよということですね。


子どもが小さなファミリーは階段もよく見ておきましょう

子どもが小さなファミリーは階段もよく見ておきましょう

家具付きモデルハウスを購入する場合

単独モデルハウスでも家具付きモデルハウスとして販売しているケースもあります。キッチン設備や、カーテン、照明、リビングのインテリアなど、展示されているそのまま購入することができます。ここもエリアと価格を考えて、予算内であれば購入しても良いですね。家具があるので、引っ越しの荷物も少なくて済むでしょう。また、新しく家具を買う必要もありません。お得!ですよね。ただしここでも子どもの安全性や、機能性などを改めてチェックしましょう。そして自己資金とお金について、ここでも相談すると良いと思います。

子どもの誕生や入学などで新しい家がほしい!

こんなファミリーは、やはり単独モデルハウスや家具付きモデルハウスを探して購入すると、早く入居ができます。また入学が1~2年後の場合は注文住宅でじっくりと時間をかけてプランを練ることができますね。若いファミリーは子どもの誕生や成長、学校へ行くときに、今住んでいるところが手狭になってマイホームを検討することが多いと思います。時間をかけて注文住宅か、素早く単独モデルハウスか、家具付きモデルハウスか。自己資金をためながらそこも早い段階で計画しておくと良いでしょう。


子どもの成長を考えてマイホームを検討中

子どもの成長を考えてマイホームを検討中

エリアへのこだわりは、発想の転換も大事です

「例えば地下鉄駅徒歩圏で探したい」。これが1番の希望だった場合、単独モデルハウスでも注文住宅にしても価格は高くなるでしょう。こうなると予算的にも厳しくなると思います。仮に注文住宅にするとして、土地が見つかっても価格が高いため、建物への予算が少なくなります。これではくつろげる住まいをつくるのは難しいですね。そこで、建物の充実かエリアかをよく考えてください。共働きの夫婦でもマイカーがあれば通勤はできます。そこで、地下鉄駅をあきらめて、ちょっと離れたエリアで充実した住まいを購入するか、建てるかを検討してみましょう。

気に入ったモデルハウス、ちょっとまってカーポートは設置できる?

北海道の場合、マイカーを駐車させるために玄関前にカーポートを設置するケースが多くあります。雨や雪除けに、そして玄関までのアプローチ代わりにもなりますね。単独モデルハウスなどには、このカーポートは付いていませんので、購入後自分たちで設置することになります。また、物置なども自分たちで設置しなければなりません。こうした生活に密着する外の設備を敷地内に置く余裕があるのかも必ず確認しておきましょう。特に雪の多い地域では、カーポートではなく、ガレージを作ることもあるはずです。そこは車だけではなく、除雪に使うモノなどを置く物置代わりにもなります。こう考えると、敷地にゆとりが欲しいところですね。


カーポートを付ける敷地の余裕も考えましょう

カーポートを付ける敷地の余裕も考えましょう

冬の除雪、排雪場所も考える

雪の多い地域では、フラット屋根でも雪下ろしは必要になり、その雪を落とす場所、または玄関前などを除雪したときに、その雪を置く場所を考えなければいけません。雪と上手に付き合える家なのかどうか。これも大事なチェックポイントです。


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