注文住宅のいろいろ
2021.06.16
かわいいペットと暮らせる住まい
新居を考えたときに、家族の一員かわいいペットのことも考えてプランする方もいるでしょう。ドッグルームやドッグラン、そしてネコ階段、キャットタワー、キャットウォークなど。ペットが小型犬、大型犬、ネコなどで考え方は変わるかもしれませんが、この愛するペットたちと共に家族が暮らせる快適な住まいとはどうしたら良いのか、どうプランするのがベストなのでしょう。犬の場合は朝夕の散歩も日課となり、足はヨゴれてしまいます。家族構成によっても変わると思いますが、ペットと暮らせる間取図も2点含めて、かわいいペットたちと共存できる住まいを考えてみましょう。
大型犬、小型犬の場合はドッグウォッシュスペースがあれば便利
散歩後に足を洗う場所
犬の場合は朝夕の散歩をするので、帰ってきたときに足を洗う場所があると便利ですね。さらにシャワーもあると、全身を洗う時にも活用できます。床は水に強いテラコッタタイルかコンクリート土間で。狭くても良いので、犬たちの洗い場をプランしておくと何かと便利です。このドッグウォッシュスペースは外からの出入りになるため、玄関とは別の出入口が必要となります。
ドッグルームをプランして横はフリースペースにすると楽しい
ドッグルームとは犬たちが過ごして眠る場所のことです。住まいによってはゲージで囲ってスペースを作りますが、ゲージの扉を開けておくことで、自由に室内をお散歩できます。このドッグルームと主な行動場所になる1階はフリースペースとし、やはり傷がつきにくい床材を使用すると良いでしょう。テラコッタタイルは素焼きの色味がそれぞれ違って風合いがあります。そしてクッションフロアもフロア調などさまざま柄のモノがそろっていますので、オシャレな床にプランできます。例えば木目調でヘリンボーン柄にするとステキですよね。フリースペースにすることで、家族の趣味のモノなどもディプレイしやすく、このように床材を考えながら、ドッグルームとつながる空間プランも検討してみましょう。
ドッグルームは水道付きだともっと嬉しい
ドッグルームがリビングの横などにあるときは、壁を付けて独立性を出し、水道を付けておくと水飲みなどもカンタンにできます。床はやはり水に強い素材を採用しましょう。そしてごはんもお水も、ここで済めば清潔なスペースになります。
庭が広い場合はドッグランに
お庭が広い土地の場合はドッグランの場所にしましょう
庭に余裕がある場合は、犬が自由に遊べる、走れる場所「ドッグラン」にしておきましょう。天気の良い日は家族と一緒に遊んで、そのまま足などを洗えるドッグウォッシュスペースへ。お庭で楽しめるのですから、家族にとっても犬にとっても、楽しい「おうち時間」となるでしょう。
ネコが喜ぶネコ階段とキャットタワー、キャットウォーク
ネコ階段とは
ネコの場合は高いところが好きなので、まず猫階段を作ってあげましょう。猫階段とは壁に付けたネコ用の階段です。この階段でのんびりと眠って過ごせますので、壁に棚を付ける要領で、階段をプランしてあげましょう。
キャットタワーを室内にセットする
リビングや個室のどこでも良いのでキャットタワーもセットしましょう。床から天井までの高さがありますので、取り付けは注意してください。このキャットタワーもネコは大好きで、よくここでも寝ていたり、上下に移動して遊んでいたりします。ベッド代わりにするのなら寝室に設置しても良いでしょう。一緒に眠ることができます。
キャットウォークもあればネコは喜びます
キャットウォークとはその名の通り、ネコの歩く場所です。通常は天井近くの梁などを利用してネコが上がって歩けるようにプランします。先ほど紹介したネコ階段からさらに上のキャットウォークへ行く住まいもあります。本当にネコはどこにでも行くので、気が付いたら階段を上がっていてホールにいたり、そう思ったらあっという間にキャットタワーやキャットウォークにいたりします。
ペットのいる家の間取りを考える
平屋の場合
この平屋は玄関から直接ペットスペースに行けます。ここで足を拭くスペースを作っておくと、散歩の行き来もしやすいでしょう。さらに扉を開ければLDKなど他のスペースにも自由に行くことができます。家族と一緒に遊んだり、くつろぐことができるので、皆仲良く暮らせるプランと言えるでしょう。また、今人気の高い平屋プランなので、参考にしながらペットのいる自分たちの平屋を検討しても良いでしょう。
2階建ての場合
この住まいは玄関が2カ所にあり、1階裏側の玄関横には犬の足が洗えるドッグウォッシュコーナーがあり、ここから水回りスペースへとつながっています。お散歩帰りの家族もうがいや手を洗いやすい機能的なプランです。また、お庭をドッグランにしているようです。フェンスで囲っているので、犬が自由に走り回れる嬉しい場所になっていますね。また階段下スペースはネコのいる場所になっています。このお宅は犬と猫がいて、どちらのペットも暮らしやすいようにプランされているのが特徴です。
以上、ペットと楽しく暮らす住まいについて考えてきましたが、まず後付けできないドッグウォッシュスペースのプランとキャットウォークは最初から考えておきましょう。特にドッグウォッシュスペースは水を使いますので、他の水回りスペースとの配置も関係してきます。ここは大きなポイントとしておいてください。またキャットウォークは梁を上手にデザインすることでOKです。そこまで上がっていくネコ階段やキャットタワーは後付けができますので、まずキャットウォークがポイントになるでしょう。このようにペットとの暮らしを考えることができるのも注文住宅ならではです。心地よく便利なペットと暮らせる住まいをぜひ実現してください。
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