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注文住宅を建てよう!まず情報収集と資金を確認する

注文住宅を建てよう!まず情報収集と資金を確認する

注文住宅は好きな間取りや内装、デザインで住まいを作ることができます。ですが、その反面、まず間取りを決めるまでが大変!家族全員の希望を入れていくと、アラブにあるようなすごい豪邸になりかねません。そして、敷地の形状、向きなども関係してきます。道路の位置もそうですね。好きに建てることはできるけれど、無制限というワケではありません。そこも頭に入れて賢く夢のマイホームを実現しましょう。そして今回は、この注文住宅ですべきこと、そしてメーカー決定、資金までの流れを簡単に説明します。

まず最初に情報を集めましょう

「家のことは全然わからなくて…」という方もいると思います。そんなときは、まず情報を集めていきましょう。雑誌やwebサイト、今ではインスタグラムなどのSNSでも、ステキな家の画像がたくさんあります。そこで、「好きだな~」と思った画像は集めておきましょう。ファイリングしてもいいし、パソコンに家の画像用のフォルダを作って、そこに画像をためてください。そうしていくうちに、自分の好きな家のテイストが分かってくるはずです。そこで夫婦の好みが分かれるかもしれませんが、とりあえず好きな画像は集めておきましょう。

家全体じゃなくても、照明などのパーツも画像を集めたい

この画像を集める作業は家全体の外観だけではなく、玄関ドアや取手、階段、照明、キッチンなど、住まいの一部でもいいので大事にしてください。「この取手いいね」、「この照明と似たようなモノを使いたい」など、後で貴重な情報となるはず。目に止まったものは全部収集しておきましょう。


ゴールドの取手は高級感がありますね

ゴールドの取手は高級感がありますね


こんなペンダントライトもステキ

こんなペンダントライトもステキ

好みのメーカーを絞って、公式サイトをチェック

情報を集めた後は、気になるハウスメーカーの公式サイトもチェックしましょう。そこにはきっと施工例の画像ギャラリーなどもあります。そのメーカーがどんな家を建ててきたかよくわかりますので、イメージがより鮮明になります。こうしたメーカーを数社に絞って、サイトを見ながら、家族で話し合いをしましょう。ここでは子どもたちも交じって「僕、ここの部屋が好き!」と自由に感想を聞いてみてください。きっと子どもたちにも好きなクロスやイス、机などがあるはずです。

家族全員の感想、希望をまとめてみましょう

今まで見てきた情報を元に家族で話し合いをしましょう。ママなら、きっと家事がラクな家、パパは仕事ができる空間、子どもたちは思い切り遊べたり、夢のあるクロスやかわいい机などを希望するでしょう。もちろん、ここでは全部まとまらないのですが、とりあえず家族の希望をノートなどにまとめておきましょう。

家づくりを教えてくれるセミナーなどにも積極的に行くこと

多くのメーカーは「家は建てたいのに何もわからない」という方のために、「はじめての家づくりセミナー」などを熱心に行ったり、ファイナンシャルプランナーによる資金相談など、家に関することのセミナーや相談会を実施しています。こうしたイベントに参加して、家づくりのノウハウについて勉強をしても良いでしょう。特に、資金関係については分からない方も多いと思いますので、ぜひ参加してほしいところです。今はオンラインでもこうしたイベントを行うメーカーもありますので、チェックして参加してみましょう。


家族の希望をまとめて、より具体化していきましょう

ハウスメーカーを数社に絞り、家族の希望もそれぞれまとめておきましょう。この希望は現実味のあるものにし、こだわりたいポイントもいくつか挙げてください。ここで大事なのは家族全員の希望をきちんと書いておくことです。こうすることで、子どもたちも家づくりに参加した気分になれるので、楽しみが増えることでしょう。

予算は大丈夫?現在の貯蓄は?

ここで、自分たちの貯蓄を確認して、自己資金にできるかを検討しましょう。住宅ローンを利用しても、現金で支払いを行う諸費用も必要になってきます。その内容は住宅ローン手数料、登記費用、印紙税、地鎮祭費用、上棟式費用、引っ越し費用などです。その他にも新しい家具などを揃えたい、キッチンにもいろいろ設備を導入したいとなると、出費もバカになりません。この現金で払うモノの他に、現金が残っていれば自己資金にできますが、引っ越し後も目に見えない出費があるものです。できれば資金にはゆとりがほしいですね。

住宅ローン返済で生活を圧迫しないようにすること

その他にも夏休み、冬休みのレジャーや、入学、卒業、進学などもあり、ここでもそれなりの貯蓄が必要になるでしょう。住宅ローンは年収に照らし合わせて、借入できる金額が決まります。ここでギリギリまでローンで組み、毎月の支払いをすると、どこにも遊びに行けない、進学費用が無いなどということにならないよう、住宅ローンは生活を圧迫しない程度に抑えてください。そのためにも自己資金をできるだけ貯めることが大切です。

予算が決まったら、メーカーを数社に絞る

住宅ローンを考えて借入する金額が大体決めた後は、好きなメーカーを数社に絞りましょう。そしてその絞ったメーカーへまず相談に行きましょう。予算はこのくらいで、どの程度の住まいが可能なのか、ここで確認の意味も含めて話をしてください。「建てたいメーカーはもう決まっています」というときは、そのメーカーに相談して、予算の考え方や建築可能な住まいを率直に尋ねてみましょう。

土地も一緒に探してもらうと家も考えやすくなります

ここで、メーカーを1社に絞った場合は土地も一緒にお願いすると、話は早くなるでしょう。エリアのこだわりが無ければ、よりスムーズになると思います。どこのメーカーも建築できる土地は確保しているはずなので、まず土地についても相談をしましょう。もし、手頃な土地があった場合は、その土地のロケーションや方位にあった住まいを建てることができますので、より快適な住まいになるはずです。そしてチームワークも出てきますので、気持ちの良い打ち合わせができると思います。

土地も間取りも決まったけれど予算オーバー!

さて家族全員の希望を取り入れて、間取りも大体決定。そして土地も決まったとします。ここで予算が大幅にオーバーしてしまったときはどうしたら良いのでしょうか。うまく節約して、予算内に収めるのが希望です。そこで、キッチンのグレードを下げて、テレビ周囲のブラケットライトとエコカラットを我慢したけれど、もうちょっと予算を削りたい。悩ましい状況です。


キッチンのワイドカウンターを諦める

キッチンのワイドカウンターを諦める


テレビ周辺のエコカラットとブラケットライトを諦めました

テレビ周辺のエコカラットとブラケットライトを諦めました

予算がオーバーしても、うまく工夫して希望を生かすこと

例えば2階は無垢材のフローリングではなく合板に、そしてテレビボードや書棚も造作家具ではなく市販のモノにするだけで、予算を削ることができます。予算がオーバーする、ここは高いというイメージに左右されることなく、節約の工夫しながら希望も叶えた住まいを実現しましょう。


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